「ドコモ光の違約金はいくらなのか?」
「ドコモ光の更新月はいつなのか?」
ドコモ光の解約金は安い値段ではないので、負担のない状態で解約するのが望ましいです。
- 戸建てタイプ:5,500円
- マンションタイプ:4,180円
違約金が発生しない更新月はありますが、タイミングは限られています。
しかし、状況次第では今すぐ解約しても負担が大きくならない可能性はゼロではありません。
特に他社への乗り換えを検討している方なら、違約金の負担をなくせるチャンスがあります。
そこで、この記事ではドコモ光の解約でかかる違約金や更新月について詳しく解説します。ドコモ光の解約をお考えの人は参考にしてくださいね。
ドコモ光の更新月・縛り期間
ドコモ光ではどのような契約内容をしているかで、縛り期間の有無や更新月のタイミングが異なります。
ドコモ光では定期契約の縛りがあるプランのほうが月額料金が安いです。そのため、基本的に契約期間の縛りがあると考えたほうが良いでしょう。
そこでドコモ光の以下2つについて解説します。
- 契約期間の縛りがあるプラン
- 契約期間の縛りがあるプランでの更新月
ドコモ光の契約期間|料金プラン別で違う
ドコモ光には以下3つの料金プランがあります。
- タイプA
- タイプB
- 単独タイプ
上記3つの中から利用するプランを選択したうえで、以下2つのどちらのサービスを利用するか選ぶことになります。
- 2年定期契約
- 契約期間なし
2年定期契約を選択すると2年間の縛りが発生するため、ドコモ光が定めている更新月での申し込みでない限りは解約すると違約金が発生します。
契約期間なしを選択すると縛りがないため、いつ解約したとしても違約金が生じることはありません。
しかし、契約期間なしのプランを選択した場合の利用料金は2年定期契約よりも高く設定されています。
解約した際の違約金がない代わりに、利用料金が高くなるというわけです。
プラン(税込) | 戸建て | マンション | |
---|---|---|---|
2年定期契約 | タイプA | 5,720円/月 | 4,400円/月 |
タイプB | 5,940円/月 | 4,620円/月 | |
単独タイプ | 5,500円/月 | 4,180円/月 | |
契約期間なし | タイプA | 7,370円/月 | 5,500円/月 |
タイプB | 7,590円/月 | 5,720円/月 | |
単独タイプ | 7,150円/月 | 5,280円/月 |
※単独タイプでは別途プロバイダ料金が発生します。
わざわざ利用料金が高いプランを選ぶメリットはないので、基本的にドコモ光には2年間の契約期間があると考えるべきでしょう。
料金プラン別の契約期間の縛り・更新月
各プランごとの契約期間の縛りや更新月を表にまとめると、以下の通りになります。
プラン | 契約期間の縛り | 更新月 |
---|---|---|
2年定期契約 | 2年間 | 24、25、26、48、49、50…ヶ月目 |
契約期間なし | 無し | – |
先ほどご説明した通り、2年定期契約を利用している場合は契約期間の縛りが2年になります。
よって、更新月は2年に1回となりますが、ドコモ光では更新期間が3ヶ月間あります。
ドコモ光を契約してから初回の更新月は、24~26ヶ月目の3ヶ月間です。
※引用元:NTTドコモ
他の光回線では更新期間が1~2ヶ月間となっているので、ドコモ光での更新月の設定は割と良心的と言えます。
事業者 | 更新期間の長さ |
---|---|
ドコモ光 | 3ヶ月 |
ソフトバンク光 | 1ヶ月 |
So-net光プラス | 2ヶ月 |
@nifty光 | 1ヶ月 |
OCN光 | 2ヶ月 |
auひかり | 2ヶ月 |
NURO光 | 1ヶ月 |
契約期間なしのプランを選択している場合は契約期間の縛りがないので、いつでも違約金0円での解約が可能です。
契約期間なしのプランでは、毎月が更新月のようなものというわけですね。
ドコモ光のタイプCも条件は同じ
ドコモ光には、以下の状況に該当する人に向けたタイプCという料金プランもあります。
- 自宅にフレッツ光の回線が提供されていない
- 自宅がドコモ光タイプC対応のCATV事業者の対象地域
タイプCでも2年定期契約と定期契約なしが選択できます。
タイプCでは在住地域のCATV事業者が提供する回線を利用しますが、契約期間や最低利用期間の条件は他のプランと同じで、2年定期契約と契約期間なしのどちらを利用しているかで変わります。
2年定期契約を利用している場合の縛りや更新月も、タイプAなどの他のプランと変わりません。契約期間なしを利用している場合は、いつ解約しても違約金は0円です。
単独プランではプロバイダの更新月・縛りにも注意
ドコモ光のタイプAとタイプBは、光回線とプロバイダの契約が一体型となったプランです。
単独プランでは光回線とプロバイダの契約が別のプランのため、解約する際は別でプロバイダの解約もしなければいけません。
そのため、プロバイダから違約金が請求される可能性もあります。
契約期間の縛りがあるかは、プロバイダごとに異なります。契約期間の縛りや最低利用期間を設けているプロバイダは多いので注意が必要です。
プロバイダ | 契約期間の縛り・最低利用期間の有無 | 更新月 |
---|---|---|
BIGLOBE | 最低利用期間24ヶ月 | 25ヶ月目以降はいつでも違約金なしでの解約が可能。 |
hi-ho | 2年 | 25、49、73…ヶ月目 |
OCN | 2年 | 25、26、49、50、73、74…ヶ月目 |
AsahiNet | 12ヶ月 | 13ヶ月目以降はいつでも違約金なしでの解約が可能。 |
中には契約期間や最低利用期間の縛りがないプロバイダもあります。
単独タイプを利用している人は、他に解約費用が発生しないか確認するために利用中のプロバイダに問い合わせて契約内容を確認しておきましょう。
ドコモ光の更新月を調べる方法
ドコモ光では、以下2つの方法で契約内容や更新月がいつなのかを確認できます。
- ドコモインフォメーションセンターに問い合わせる
- ドコモショップに行って確認する
ドコモインフォメーションセンターでは電話一本でドコモ光の更新月の確認ができるので、もっとも楽な方法と言えます。
最寄りにドコモショップがあれば、お店を活用するのも良いでしょう。
ドコモインフォメーションセンターに問い合わせる
一番手軽なのは、電話窓口であるドコモインフォメーションセンターに問い合わせる方法です。
ドコモインフォメーションセンターへの問い合わせは電話代がかからないので、ショップに行く手間をかけるよりも手軽です。
[box01 title=”ドコモインフォメーションセンター”]
- ドコモの携帯電話から:151
- その他の電話から:0120-800-000
- 受付時間:午前9時~午後8時
[/box01]
ドコモインフォメーションセンターで更新月の確認ができるのは、原則的にドコモ光の契約者本人のみです。
ドコモインフォメーションセンターで更新月の確認をする際は、電話をする際に本人確認を行う必要があります。
本人確認を行う際は、状況に応じて必要な契約情報を伝える必要があるので、前もって把握しておきましょう。
ドコモでスマホ・携帯電話を利用している場合、4桁のネットワーク暗証番号を把握している必要があります。
もしネットワーク暗証番号がわからない場合、ドコモショップで再登録をしなければいけません。
ドコモインフォメーションセンターに連絡して郵送で教えてもらう方法もありますが、時間がかかるのでドコモショップで手続きをしたほうが早いです。
ドコモのスマホ・携帯電話を契約していない場合、ドコモ光の契約IDを伝えて本人確認を行います。
契約IDはドコモ光を契約した当時に送付された書類に記載されているので、前もって確認しておくといいでしょう。
ドコモショップに行って確認する
ドコモ光の更新月の確認は、全国のドコモショップでも可能です。
ドコモショップに行ってドコモ光の更新月を確認する場合も、手続きは基本的に契約者本人しかできません。
また本人確認をするために運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証などが必要となります。
ドコモショップを利用する場合、家族が代理人となってドコモ光の更新月を確認することも可能です。
ただし、以下の書類が必要です。
- 契約者本人が必要事項を記入した委任状
- 契約者の本人確認書類
- 代理人の本人確認書類
委任状を用意するのは手間なので、行う手続きが更新月の確認だけなのであれば、契約者本人がドコモショップへ行くかドコモインフォメーションセンターを利用したほうが楽です。
なお、委任状のフォーマットはドコモの公式サイトからダウンロードできます。
[box01 title=”ドコモ 委任状”]
[/box01]
ドコモ光を解約する際にかかる違約金・解約金
ドコモ光を解約して発生する違約金の値段は、今の状況が以下のどちらかで異なります。
- 戸建てで利用している
- マンションで利用している
- 2年定期契約で利用している
- 契約期間なしで利用している
契約期間なしでドコモ光を利用しているのであれば、解約による違約金は気にする必要はありません。
2年定期契約でドコモ光を利用している場合、先ほどの更新月と併せて違約金の値段もチェックしておきましょう。
2年定期契約のドコモ光を解約する場合、違約金が発生した際の負担は安くありません。
単独タイプでは別途プロバイダの解約費用が発生するので注意が必要です。
契約期間なしで利用している場合は違約金なし
ドコモ光の契約期間なしでドコモ光を利用している場合だと、どのタイミングで解約しても違約金が請求されることはありません。
ただし、詳しく後ほどの『単独タイプではプロバイダの違約金が発生する場合がある』の項目でご説明しますが、単独タイプを利用している場合はプロバイダ側で違約金が発生する可能性があるので要注意です。
戸建てでの違約金・解約金
一戸建てでドコモ光を利用していて2年定期契約となっている場合、解約すると基本的に5,500円(税込)の違約金がかかります。
ドコモ光では利用期間に応じて違約金が変わることはなく、値段は一律となっています。
ただし、更新月にドコモ光を解約する場合に限り、違約金は発生しません。
マンションタイプでの違約金・解約金
マンションでドコモ光を利用していて2年定期契約となっている場合は、解約すると基本的に4,180円(税込)の違約金がかかります。
一戸建てと比べると安く設定されていますが、同様に利用期間によって値段が変わることはありません。
マンションタイプでも更新月に解約する場合に限り、違約金は発生しなくなります。
タイプCの違約金の値段も同じ
CATV事業者の回線を利用するドコモ光のタイプCでも、違約金の値段は先ほどご説明した内容と同じになります。
2年定期契約を利用している場合、更新月でないタイミングで解約すると下記の違約金が発生します。
住居タイプ | 2年定期契約 |
---|---|
戸建て | 5,500円 |
マンション | 4,180円 |
単独タイプではプロバイダの違約金が発生する場合がある
ドコモ光の単独タイプは光回線とプロバイダの契約が別のため、解約するときはドコモ光とプロバイダの別々で手続きをする必要があります。
そのため、ドコモ光とプロバイダの両方で違約金が発生する可能性があります。
もし利用しているプロバイダに契約期間や最低利用期間の縛りがあると、更新月や最低利用期間の終了後での解約ではない限り違約金が発生します。
そのため、単独プランを利用している方は、プロバイダの解約による違約金が発生しないか確認しておきましょう。
主なプロバイダの違約金は以下の通りとなっており、事業者ごとにバラつきがあります。
プロバイダ | 契約解除料金 |
---|---|
BIGLOBE | 5,500円 |
hi-ho | 5,500円or11,000円 |
OCN | 戸建て:2,640円 マンション:1,320円 |
AsahiNet | 2,200円 |
もしドコモ光の単独タイプから他の回線へ乗り換える場合、以下の方法でプロバイダを解約せず違約金の発生は避けられます。
- 契約しているプロバイダが運営する光コラボへ乗り換える
- フレッツ光へ乗り換えてプロバイダの契約を維持する
しかし、この方法だと乗り換え先の選択肢が狭まり、自分にあった光回線サービスが利用できない恐れがあるので強いおすすめはできません。
他社へ乗り換えるのであれば、キャンペーン特典が受けられるところへ乗り換える方法もあります。
乗り換え先をキャンペーン特典が受けられる他社にすると、キャッシュバックなどで負担が相殺されるので、こちらの方法のほうがおすすめです。
おすすめの乗り換え先はこの後の『ドコモ光の違約金・解約金を無料にする方法』の項目で解説しています。
ドコモ光の工事費残債がないか要注意
ドコモ光を解約する際は違約金の他に工事費を分割で支払っているか、その場合は工事費の残債があるかも確認しておきましょう。
工事費の支払い方法によって、ドコモ光を解約する際の費用が変わってくるからです。
以下のどちらかの状況に当てはまる場合、解約するときに工事費の残債を気にする必要ありません。
- キャンペーンで工事費が無料になった
- 工事費を一括で支払った
上記のどちらにも当てはまらず、工事費を分割で支払っている場合は残債がないか注意が必要です。
ドコモ光では工事費無料キャンペーンが受けられなかった場合、工事費の分割払いが可能です。分割払いは以下のパターンから選択できます。
住居タイプ | 支払い回数 | 毎月の支払い額 |
---|---|---|
戸建て | 12回 | 1,650円 |
24回 | 825円 | |
36回 | 550円 | |
48回 | 412円※1 | |
60回 | 330円 | |
マンション | 12回 | 1,375円 |
24回 | 687円※1 | |
36回 | 458円※1 | |
48回 | 343円※1 | |
60回 | 275円 |
※1:端数分は初回の請求時に請求されます。
このパターンを利用してドコモ光を契約した場合、工事費の分割支払い途中に解約すると残債を全て支払うことになります。
例えば戸建てに住んでいて分割支払いの回数を24回にしているとしましょう。
この状況でまだ12回の支払いが残っている状態でドコモ光を解約すると、残債である9,900円(税込)を一括で精算しなければいけなくなります。
残債がある場合、契約を解除した翌月に一括請求されるので注意してください。
ドコモ光を解約したら撤去費用も必要?
ドコモ光を解約する場合、基本的には自宅に導入した光回線や設備の撤去が必要になります。
撤去工事では契約した当時に行われた導入工事と同様に立ち会いが必要ですが、費用が発生することはありません。
状況によっては撤去工事をする必要もなくなります。以下の3つのどれかの一つでも満たしていれば、撤去工事をする必要はなくなります。
- 自分の持家に住んでいる
- 管理会社や大家から光回線や設備の残置許可が得られている
- ドコモ光と同じ光回線を利用する他社に乗り換える
ドコモ光では撤去費用はかからない
ここ数年の間に、auひかりなどが解約する人に回線撤去費用の負担を義務付けるするようになりました。
一方、現在のドコモ光では解約する際の撤去費用支払い義務は定められておらず、工事費の残債がある場合を除いて違約金以外の費用は発生しません。
そのため、ドコモ光を解約するときに発生する可能性がある費用は違約金と工事費の残債となります。
撤去工事をしない選択ができる可能性あり
ドコモ光を解約する際は、基本的に光回線の撤去工事を行わなければいけません。
撤去工事ではドコモ光の契約者か家族の立ち合いが必須となるので、ドコモ光を解約は手間がかかります。
しかし、以下2つのどちらかの状況であれば、撤去工事をする必要がなくなります。
- 持ち家に住んでいる
- 光コラボやフレッツ光へ乗り換える
持家なら光回線と設備が残せる
住んでいる住居が自分の持家であれば、ドコモ光の解約手続きを行うときに申告すれば撤去工事は行われず、光回線や設備を残しておくことができます。
自宅にドコモ光の光回線や設備を残しておけば、今後また同じ種類の光回線でサービスと提供するフレッツ光や光コラボを契約するときに宅内工事を行う必要がなくなり、初期費用を安くできます。
ただし、光回線や設備を残しても、他のサービスを契約するときにそれらが劣化していると宅内工事が必要となるので注意してください。
光回線が劣化しているかは、新たに光回線サービスを契約するときに業者の視察などで判断されます。
なお、独自の光回線を用いているサービスを契約する場合、ドコモ光の光回線や設備が残置されていても宅内工事が必要です。
独自の光回線を用いているサービスでは、そもそも利用する光回線の種類が異なるためです。
賃貸でも許可があれば撤去工事不要
お住まいが賃貸の物件である場合、ドコモ光を解約する際は基本的に撤去工事を受け入れなければいけません。
賃貸物件には、退去時の原状回復義務としてインターネット回線や設備の撤去が定められているところが多いからです。
しかし、管理会社や大家からの許可を得ることができれば、ドコモ光の光回線や設備を残置できます。
撤去工事を省けると解約手続きの手間が少なくなるので、一度管理会社や大家と交渉する価値はあります。
光コラボ・フレッツ光への乗り換えなら撤去工事不要
ドコモ光から他の光コラボ、フレッツ光へ乗り換えようとお考えなのであれば、撤去工事は不要になります。
他社の光コラボやフレッツ光では、ドコモ光と同じ種類の光回線が利用できるからです。
以前はドコモ光から他社へ乗り換えるパターンだと、ドコモ光を解約したうえで他社を契約する必要がありました。
しかし、2019年7月1日から事業者変更が導入され、工事不要での乗り換えが可能となっています。
ただし、ドコモ光から他の光コラボやフレッツ光へ乗り換える場合、解約ではなく『事業者変更』の手続きをする必要があるので注意してください。
事業者変更でドコモ光から他社へ乗り換える場合、以下の流れで手続きを行います。
- ドコモ光に事業者変更番号を発行してもらう
- 乗り換えたい他社の窓口で契約の申し込みをする
事業者変更番号を発行しないと、光回線を残したままの乗り換えができないので気をつけましょう。
ドコモ光では、電話窓口のドコモインフォメーションセンターやドコモショップで事業者変更番号を発行できます。
ドコモ光の違約金・解約金を無料にする方法
ドコモ光では2年定期契約の更新期間が3ヶ月だといっても、結局は2年に一度しかありません。そのため、ドコモ光を解約するときに違約金が発生する可能性は高いです。
ドコモ光の解約金を無料にする方法は、主に以下の2つとなります。
- 更新月に解約する
- 他社へ乗り換える場合は特典が受けられるところを選ぶ
他社へ乗り換える予定がなければ、更新月に解約するのがベターな方法です。
しかし、更新月のタイミングによっては今すぐ解約したほうが結果的に得な場合もあります。
基本は更新月での解約がベスト
ドコモ光を解約してから固定回線を使う予定はないとお考えであれば、基本的に更新月に解約するのが望ましいです。
ドコモ光の解約後に固定回線を使うつもりがなければ、解約金が無料になる方法は更新月での解約のみなるからです。
ただし、状況によっては更新月を待たずにすぐ解約したほうが良い場合もあります。
すぐ解約したほうが得になる場合もある
すぐにドコモ光を解約したほうが良い状況は、更新月が当分先である場合です。
ドコモ光を解約後に固定回線を使うつもりがない場合、更新月が当分先だとすぐに解約したほうが負担する費用が安くなる可能性があるからです。
例えば、以下の状況であるとします。
[box01 title=”例題での状況”]
- 一戸建てに住んでいる
- ドコモ光のタイプAを利用中
- ドコモ光を解約したいが更新月は6ヶ月先
[/box01]
一戸建てでのドコモ光のタイプAは月額5,720円(税込)となっており、6ヶ月先の更新月を待つと合計で34,320円(税込)を負担しなければいけなくなります。
一戸建てでのドコモ光の解約金は5,500円(税込)なので、更新月を待たずにすぐ解約すると23,100円(税込)も得になります。
ドコモ光の解約後に固定回線を使わないのであれば、このように『更新月を待った場合の費用』と『すぐに解約した場合の費用』を比較して、解約するタイミングを判断しましょう。
他社へ乗り換えるなら特典が手厚い事業者を選ぶ
ドコモ光を解約して他の光回線へ乗り換えようとお考えであれば、キャンペーンによる特典が手厚い他社を選ぶのがおすすめです。
手厚いキャンペーンが受けられる他社へ乗り換えると、キャッシュバックや月額割引などの特典によってドコモ光の解約金を実質0円にできます。
おすすめの乗り換え先はどの携帯会社を利用するかで異なるので、この後の『ドコモ光からのおすすめな乗り換え先』の項目で詳しくご説明します。
ドコモ光からのおすすめな乗り換え先
先ほどご説明した通り、ドコモ光から他社へ乗り換えようとお考えなのであれば、キャンペーンが実施されている事業者を選ぶのがおすすめです。
しかし、キャンペーンを実施している光回線サービスであればどれを選んでもいいわけではありません。光回線のサービスごとに受けられるキャンペーンの内容は違うからです。
ドコモ光からの乗り換え先をお探しなのであれば、以下2つの条件を満たした事業者がおすすめです。
- キャンペーン特典でドコモ光の解約金を相殺できる
- スマホセット割が受けられる
上記2つの条件を満たす事業者を選ぶと、ドコモ光の解約費用が実質的になくなるうえに、乗り換え後の通信費の節約にも繋がります。
2つの条件をクリアすることを考えると、おすすめの光回線はどの携帯会社(以下、キャリア)でスマホを利用するかが決め手になります。
使用するキャリアごとにおすすめの光回線を挙げると、以下の通りとなります。
ソフトバンクを利用する | ・ソフトバンク光 ・NURO光 |
---|---|
auを利用する | ・ビッグローブ光 ・So-net光プラス ・auひかり |
ドコモを利用する | 現状維持でドコモ光がベスト |
中でも事業者変更でドコモ光からの乗り換えができる光回線サービスがおすすめです。
格安SIMを利用する場合も、契約する事業者によってはおすすめの光回線をピックアップできます。
ドコモでスマホを利用するのであれば、ドコモ光の利用を続けるのが賢明です。
ソフトバンクユーザーならソフトバンク光がおすすめ
ソフトバンクでスマホを利用中か、契約キャリアをソフトバンクに変えようとお考えなのであれば、以下の2社が選択肢となります。
- ソフトバンク光
- NURO光
ドコモ光から乗り換えるのであれば、特におすすめはソフトバンク光になります。ソフトバンク光には以下4つのメリットがあり、ドコモ光からの乗り換えに適しているからです。
- ドコモ光からの乗り換えがしやすい
- あんしん乗り換えキャンペーンでドコモ光の違約金が実質0円
- キャッシュバック特典がある
- ソフトバンクのスマホセット割がある
ソフトバンク光はドコモ光と同じ回線を用いているサービスなので、事業者変更による工事不要の乗り換えが可能となっています。
他社の違約金を最大10万円まで負担してくれる『あんしん乗り換えキャンペーン』を受けることもでき、ドコモ光の解約金を全て相殺できます。
さらにキャッシュバックの特典やソフトバンクのスマホ料金が安くなるセット割引があるので、ソフトバンクを利用するのであれば非常にお得度が高いと言えるでしょう。
NURO光にも以下4つのメリットがあり、ドコモ光から乗り換える費用はかかりません。
- 通信速度が速い
- キャッシュバックがありドコモ光の解約金を相殺できる
- 工事費が実質無料
- ソフトバンクのスマホセット割がある
しかし、NURO光を契約するには工事が2回も必要なので、ソフトバンク光と比べると手間がかかり面倒です。また提供エリアがかなり限られていて、契約できる可能性が低いところもネックです。
ソフトバンク光はドコモ光と同じくフレッツ 光の回線を使用しており、提供エリアが共通しています。
よって、ソフトバンクを利用する人にとってはソフトバンク光がもっとも現実的な選択肢と言えるでしょう。
auユーザーの選択肢は3つある|ビッグローブ光・So-net光プラスがおすすめ
auでスマホを利用している、または契約キャリアをauへ移行する予定であれば、以下の4社が有力な乗り換え先になります。
- ビッグローブ光
- So-net光プラス
- auひかり
ドコモ光からの乗り換えであれば、ビッグローブ光とSo-net光プラスがおすすめです。
ビッグローブ光とSo-net光プラスはドコモ光と同じ種類を用いているので、事業者変更による工事不要での乗り換えが可能となっています。
ビッグローブ光の良いところをまとめると以下の通りとなります。
- ドコモ光からの乗り換えがしやすい
- キャッシュバックがありドコモ光の解約金による負担を軽減できる
- auのスマホセット割がある
ビッグローブ光ではキャッシュバックの特典が受けられるので、ドコモ光の解約金による負担はほとんどありません。
さらにauとのスマホセット割があるので、auでスマホを利用するなら打って付けのサービスと言えます。
So-net光プラスのメリットは以下の通りで、ビッグローブ光と共通しています。
- ドコモ光からの乗り換えがしやすい
- キャンペーンの還元額が高くドコモ光の解約金を相殺できる
- auのスマホセット割がある
So-net光プラスはキャンペーンコースが多彩で、適用が簡単な月額割引コースを選んでもドコモ光の解約金を相殺できるほど還元額は高いです。
auひかりにも以下3つのメリットがあるので、auのスマホを利用する人なら検討してみる価値はあります。
- ドコモ光の解約金を相殺できる他社違約金負担キャンペーンがある
- 工事費が実質無料
- auのスマホセット割がある
しかし、ドコモ光からauひかりへ乗り換える場合、工事が必須なので手間がかかります。
手間をかけずにドコモ光から乗り換えをしたいのであれば、工事をする必要がないビッグローブ光やSo-net光プラスがおすすめです。
格安SIM向きの光回線もある
格安SIMでスマホを利用している、または格安SIMへの移行を検討している場合、今後利用する事業者次第ではおすすめの光回線が出てきます。
格安SIMごとに選択肢となる光回線は以下の通りとなります。
利用する格安SIM | 選択肢となる光回線 |
---|---|
ワイモバイル | ソフトバンク光 |
BIGLOBEモバイル | ビッグローブ光 |
OCNモバイルONE | OCN光 |
DTI SIM | DTI光 |
UQモバイル | enひかり |
IIJmio | IIJmioひかり |
上記の通りに光回線を選ぶとセット割の適用ができるようになり、通信費の節約が可能になります。
また格安SIMとセット割引が組める光回線は全てドコモ光と同じ回線を使用するので、工事なしでの乗り換えが可能です。
ただし、これから格安SIMへ移行しようとしている人は、ドコモ光からの乗り換えやすさを重視して利用する格安SIMと光回線を選ばなければいけません。
ドコモ光からの乗り換えやすさを重視すると、おすすめの組み合わせは以下の3つまで絞られます。
- ワイモバイルとソフトバンク光
- BIGLOBEモバイルとビッグローブ光
- OCNモバイルONEとOCN光
ソフトバンク光とビッグローブ光、OCN光には対象の格安SIMとセット割引が組める他に、キャッシュバック特典が強いメリットもあります。
キャッシュバック特典が強いということは、ドコモ光の解約金による負担を最小限にして乗り換えが可能というわけです。
他の光回線はキャッシュバックなどの特典が弱く、ドコモ光からの乗り換えだと解約金の負担を強いられます。
これから格安SIMと光回線の移行をしようと考えている人は、ドコモ光からの乗り換えやすさで乗り換え先を選ぶといいでしょう。
ドコモを使い続けるならドコモ光がベスト
ドコモでスマホを使い続けるつもりであれば、他社へ乗り換えずドコモ光を利用する状態を維持するのが賢明です。
ドコモを契約した状態で他社の光回線に移行すると、以下のデメリットを被ってしまうからです。
- ドコモのスマホセット割が受けられなくなってしまう
- 毎月もらえるdポイントが減ってしまう
ドコモのスマホを使用している状態でドコモ光から他社へ移行すると、光セット割は受けられなくなり、かえって通信費が高くなってしまいます。
dポイントの還元対象となるドコモ光の利用料が発生しなくなることで、また毎月もらえるdポイントが減ってしまいます。
ドコモユーザーをやめるつもりがなければ、ドコモ光から他の光回線へ乗り換えるメリットはありません。
ちなみにドコモ光の利用料からは、税抜価格の1,000円につきdポイント10ptが付与されます。
更に、dカード GOLDを所持していると利用料金の10%がポイント還元されます!
詳しくは『dカード GOLDのポイント還元率は最大10%にも!還元率を最大限高めてお得にdポイントを貯めよう!』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
ドコモ光の更新月・違約金でよくある質問
ドコモ光の契約期間は?
[jin_icon_answerbox size=”20px” color=”#4169e1″]ドコモ光の契約期間は2年です。更新月以外に解約すると違約金が発生しますよ。
ドコモ光の違約金はいくら?
[jin_icon_answerbox size=”20px” color=”#4169e1″]ドコモ光の違約金は戸建てプランで5,500円、マンションプランで4,180円かかります。
ドコモ光を違約金をかけずに解約する方法は?
[jin_icon_answerbox size=”20px” color=”#4169e1″]一般的に更新月に解約すれば違約金が発生することはありません。どうしても他社光コラボへ乗り換えたい時は、違約金キャッシュバックなど特典が受けられる光コラボを選ぶのがおすすめですよ。
ドコモ光から乗り換えるなら、どこがおすすめ?
[jin_icon_answerbox size=”20px” color=”#4169e1″]ドコモ光から乗り換えるなら、利用しているスマホのキャリアに合わせたものがおすすめです。セット割が適用されることが多いので、通信費用を抑えられる可能性がありますよ。
ドコモ光の違約金・解約金まとめ
この記事では、ドコモ光の違約金について解説しました。
ドコモ光では契約するときに以下のどちらのサービスを選択するかで、解約金の発生有無が決まります。
- 2年定期契約
- 契約期間なし
ドコモ光を契約するときに2年定期契約を選択している場合、更新月以外に解約すると下記の違約金が発生します。契約期間なしを選択している場合は、いつ解約しても違約金は発生しません。
住居タイプ | 2年定期契約 | 契約期間なし |
---|---|---|
戸建て | 5,500円 | 無し |
マンション | 4,180円 | 無し |
2年定期契約を選択している場合、契約期間の縛りは2年となります。よって、2年ごとに一度の更新期間が違約金なしで解約できるタイミングとなります。
ドコモ光の契約期間は3ヶ月間(初回は24〜26ヶ月目)と長いですが、2年に一度と限られているので解約する際に違約金が発生する可能性は高いです。
ドコモ光の解約金を無料にする方法は、基本的に更新月に解約することしかありません。しかし、更新月がまだまだ先であれば、すぐに解約したほうが良い場合もあります。
ドコモ光から他社への乗り換えをしようと思っているのであれば、キャンペーンによる特典が受けられる事業者を検討してみてください。
キャンペーン特典が手厚い他社へ乗り換えれば、キャッシュバックなどでドコモ光の解約金による負担を大幅に削減できます。
他社へ乗り換える場合は、スマホセット割が受けられるかのチェックもしておきましょう。
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